年明け1発目の3連休に、我が家の子犬であるチワワの「こてつ」と初めての”犬キャンプ”に行ってきた。久々の冬キャンプな上、子犬のチワワ連れということもあり、冬用装備を大幅に強化して出撃した。冬キャンプと子犬をテーマに書いてみようと思う。
この冬はダムアーチの下でキャンプができることで有名な「きなりの郷 下北山スポーツ公園キャンプ場」を予約していたのだが、よくよく調べてみるとペット禁止だったため、泣く泣くキャンセルして京都の有名格安キャンプ場「笠置キャンプ場」へ出撃した。きなりの郷は中々予約が取れないのだが…いつか行ってみたいものである。
“犬キャンプ”のため笠置キャンプ場へ
今回泊まった「笠置キャンプ場」は京都に帰ってきた時に一度デイキャンプしたことがあり、ペットはリードしていればOKということだった。予約はできないがキャンプ場は広く、キャパがかなりある。3連休といえど寒いためそこまで混んでないだろう、ということで、きなりの郷から笠置キャンプ場に切り替えることにした。
忘れ物をしたせいで到着が遅れてしまい、昼過ぎになった。残念ながら芝生エリアはほぼ埋まっており、このクソ寒い中キャンプする人たちが増えていると感じた。仕方ないのでグランドエリアまで進んでテント設営。笠置キャンプ場はYoutubeにライブカメラがあるので、リアルタイムで混雑具合を確認できるのが良い。グランドエリアは石が多いのでペグ打ちが少し大変で土埃が舞うのだが、昼過ぎについてもこちらは空きが十分あった。
いつも通りogawaグロッケ8を設営する。嫁がこてつの面倒をみていたため、一人で設営。グロッケは立てやすいので一人でもなんとかなるのがありがたい。2022年はグロッケ8のTCが販売されるということで、めちゃくちゃ良さそうである。薪ストーブ用のスリットもあり、人気が出そうである。
笠置キャンプ場は家から1時間ちょいで行けて広くて安いので良い。トイレは仮設なのだが洗い場もあるし炭も捨てて帰れるしゴミ箱もある。夏にいったデイキャンプでは若干民度が低かったのだが、冬はソロキャンパーが多く、埋まっていた割には静かで過ごしやすかった。キャンプ場の目の前にはJR西日本関西本線の笠置駅が目の前にあり、朝からアナウンスが結構うるさいのが少し残念だが総合して良いキャンプ場だなと思う。
子犬と冬キャンプするために揃えた装備紹介
今回は初の”犬キャンプ”で飼い主たちも久々の冬キャンプということなので冬装備をかなり強化してみた。チワワはメキシコ原産なので寒さに弱い。風邪でもひいてしまったらかわいそうなので、この日のために準備を整えてきた。ざっと紹介してみる。
ストーブ CORONAストーブ RX-2221Y-HD
前まではストーブを持たずに冬キャンに行っていたが、寒さに弱いチワワのためストーブを導入することにした。ストーブの定番ということで、2021年のうちに定番の「フジカハイペット白」を頼んだのだが、なんと納期が2023年6月になる…ということだったので、一旦繋ぎとしてホームセンターでCORONAストーブを購入。6,000円程度と結構安かった。今シーズンと次シーズンはこれで凌ぐ予定。
灯油タンク ヒューナースドルフ フューエルカンプロ 5L
灯油を持ち運ぶために買ったポリタンクはヒュースナードルフ。丸みを帯びたデザインとミリタリーな見た目が良い。品薄のせいかわからないが、Amazonでは価格が高騰気味…たまたまヨドバシの中にある石井スポーツに行くと一個だけ定価で売られていたのを発見したので購入してみた。
今回初めて持ち運びに使ったみたが、漏れなどはなく普通に使用できた。コンパクトなので車にも積みやすい。給油ノズルは使わずにシュポシュポ(注油ポンプ)を使ったため、ノズルの性能は不明だが若干怪しそうなので、付属のノズルではなく別途注油ポンプを使った方が無難かと思われる。
ストーブファン UDESEV
これもストーブ関連で購入したもの。温風をテント内で循環させるために買ってみた。正直この手のモノはAmazonで類似商品が多すぎて、どれを買えば良いのかわからなくなるのでめっちゃ困る。とりあえずレビュー数と評価内容から比較していくしかないが、今回買ったストーブファンは、普通に良かったかなと思う。ちゃんとぶれなく回るし静音。暖かい空気も送ってくれるので満足している。あとはしばらく使ってみて耐久性などをチェックする。
一酸化炭素チェッカー BOSEAN一酸化炭素測定器
幕内でストーブを使うため、一酸化炭素チェッカーは必須ということで購入した。これもAmazonに安価な類似商品がたくさんあり迷ったのだが、レビュー数と評価から吟味してBOSEANのチェッカーを購入した。今回初めて使ったが、ストーブをつけるとちゃんと数値も変動し、検知はしているようだった。一応念の為複数台体制のほうがよいかと思うので、もう1個メーカーを変えて別の機種を買おうかなと思っている。冬キャンプやっている人は複数台持っている人が多い模様。
仰々しくアタッシュケースに入っているのが少しおもろい。充電はmicroUSB…まぁ、頻繁に使うものでもないので仕方ないかな…
Anker PowerHouse II 800
「大容量バッテリーとか絶対いらんやろ!」と1年くらい前嫁に言っていた記憶があるのだが、冬キャンプでペットヒーターと電気毛布を稼働させるためにAmazon年末のセールで購入した(させられた)。
我が家はモバイルバッテリー、充電器、充電ケーブルはほぼAnkerで揃えているため、大容量バッテリーもAnkerに決めた。決して安い買い物ではなかったが、今回のキャンプで導入してよかったな〜と思っている一品。
初日の23時くらいから、ペットヒーターと電気毛布(中)で稼働開始。結局夜中にこてつを寝袋の中に入れて寝てしまったので、ペットヒーターは途中で切ってしまったが、電気毛布は朝までフル稼働し、残量は19%だった。(夜中の気温は0度位?)2泊は厳しいが一晩であれば電気毛布を普通に使って、次の日の朝iPhoneやカメラを充電する余裕くらいはあると思われる。
Power House Ⅱ 800で気を使ったのが「放電」で、Amazonのレビューを見ていると、どうやら、本体のどれかのスイッチを押して青色LEDが点灯していると、機器を繋いでいないにもかかわらず放電はするようである。そこだけ注意しないといけない。見た目はシンプルデザインでかっこいい。別のメーカーだとこれより上の容量もあるが、我が家で使用するにはちょうど良い製品だったかなと思っている。
ヘリノックス チェア用カバー
座っているときに背中と腰が冷えるので寒くならないように、ヘリノックス用のカバーを購入した。自分は結構純正品信者なのでヘリノックスチェアワン対応の純正品を買った。嫁はサードパーティのモバイルバッテリーが使えるヒーターチェアカバーを購入。
めちゃくちゃ残念なのだが、このヘリノックスの純正品…所持しているチェアワンと若干サイズが合っていない…自分のチェアワンは2015年に購入しているものなので若干サイズが変わっているのか??とにかくカバーの方が少し小さくて、座っていると簡単に外れてしまう。座っていない状態でも確実にうまく引っかかっていないようで、ちょっと失敗したなぁという印象。
一方嫁が買ったヒーターチェアカバーは、大きめに作られているせいかサイズ感特に問題なし。ヒーター機能も結構優秀で普通に暖かい。純正品にこだわらずにヒーター付き買えば良かったのか…そもそもヘリノックスじゃなくて他の椅子にしても良いなぁと最近思い始めてきた。
アイスランドクーラー
これは冬装備とはあまり関係ないが、リフォームした時のグリーン住宅ポイントで購入した。元々コールマンの安いクーラーを使っていたのだが、赤色がポップすぎて浮いていたので買い替えようと狙っていた商品。今回のキャンプで初使用してみた。
性能は全く問題ない。そもそも寒かったということもあり、余裕の環境だった。夏のキャンプでその真価を発揮してほしいと思うので一旦評価は保留。
見た目はカッコよく、かなり分厚くゴツい作りでコールマンのものより2回りくらい大きく感じる。店舗でサイズ感は見ていたつもりだったが、いざ家に届いてみると結構大きくてびっくりした。今回はストーブと犬用クレートも積んだので、車の積載はけっこうパンパンだった。これ以上ものを増やすのはまずいかなぁというレベル。めちゃくちゃしっかりしているので椅子にもちょっとしたテーブルにもなるというのが良い。
オレゴニアンキャンパートラッシュケース(七輪ケースとして)
我が家のキャンプではここ一年くらい焚き火グリルではなく七輪で肉を焼くなどフル活用している。七輪は重たいしちょうど良いケースもないので、いつも段ボールに入れて運んでいた。
今回はそんな七輪にシンデレラフィットする、オレゴニアンキャンパーのトラッシュケースがあったので導入することにした。このケースは七輪のために作られたのではないかというくらいピッタリシンデレラフィットする。サイズ感は確かめてほしいが、七輪ユーザーにはかなりおすすめだと思った。クソダサい段ボールで運ばなくてよくなったのでありがたい。
こんな感じで子犬のチワワと初のキャンプは無事成功した。今年はこんな感じで犬キャンプを楽しんでいきたい。
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