昨年我が家に2匹目となるチワワ「はな」を迎えた。それからというもの、普段車に乗る時は先住犬の「こてつ」、「はな」と嫁が後部座席に座る。「こてつ」だけの時はキャンプに行く際、後部座席の一つを倒して荷物のスペースを確保できた。しかし「はな」が来てから冬キャンプに行こうと思ったのだが荷物がめちゃくちゃ多すぎてエクストレイルの荷室に入りきらない…そのため、”Terzo ROOF BASKET EA317″を取り付けることにした。
我が家の冬キャンプ時の主な積載ギアは下記の通りである。
- ogawa ツインクレスタT/C
- ツインクレスタ二股ポール×2 & 跳ね上げ用ポール×2
- 無印の頑丈収納ボックス 特大×2
- アイスランドクーラー 45Q
- コロナストーブ(家庭用)
- ogawa 3wayテーブル
- snowpeak ローチェア×2
- WAQ インフレータブルマット×2
- ユニフレーム フィールドラック×2
- ヒューナースドルフ ポリタンク(灯油用)
- Anker PowerHouse II 800
- 木製折りたたみ3段ラック
- 電気毛布 & 普通の毛布
- 焚き火セット(薪を持って行く場合もあり)
- その他バックパックや着替え、犬用品など
キッチン用品、カトラリー寝袋、湯たんぽ、他ランタンなど小物類はすべて無印の頑丈収納ボックス 特大に詰め込んでいる。しかしこれだけ荷物が多いとどう考えても車内に荷物が入りきらない。
そこで前々から検討していたルーフラックの導入を本格的に進めることにした。
“Terzo ROOF BASKET EA317”
我が家の車は日産エクストレイルのT32型後期なので、まず適合する製品を探してみる。
最初はルーフボックスにしても良いかなぁと思っていたが、嫁が「ルーフラックの方がかっこええやん」というので、結局ルーフラックで探すことにした。メーカーは特にこだわりなかった(というかよく知らん…)のだが、ちょうど自転車用の車載キャリアで使っているのがTerzoだったので、メーカーを揃えて探してみることにした。
Terzoブランドを手掛けるPIAA株式会社のブランドHPを見ると、SUVに合いそうなルーフラックは主に2種類あり、”ルーフバスケットタフスタイル”と”ルーフバスケットスマートスタイル”まで候補が絞られた。とりあえずアウトドア感が強いタフそうな方がいいだろうということで、ルーフバスケットタフスタイル(EA317)の導入を決定。
そこで問題になってくるのが取り付け方法である。まず我が家のエクストレイルはルーフレールがない。(購入した時オプションで付けてなかった)どうやってベースつけるんやろう…と思い色々調べてみると『ボルトオンタイプ』のベースキャリアがあるとのこと。どうやら我が家のエクストレイルはルーフレールがないのだが、ボルトオンできる取り付け口があるので、この「ボルトオンタイプ」のベースキャリアを選べば良さそうだった。
そこで早速Terzo公式サイトで適合表を見ながらAmzonで商品を探してみたのだが、エアロバーの長さが適切なものがなさそうだった。仕方ないのでYahoo!ショッピングを見てみると、エクストレイルT32型のベースセット(ベースキャリア、エアロバー)が売っていたのでそれを買うことにした。バラバラに買ったほうが安そうだったが、間違っていたら返品などが面倒なのでセット品でお任せした。
そんな感じでボルトオンタイプのベースキャリアにエアロバー、そしてルーフバスケットタフスタイルをまとめて発注した。合計10万くらいしたので結構きつい出費である…
“Terzo ROOF BASKET EA317″の取り付け
注文から1週間くらいで商品が全部届いたのだが、問題は取り付けをどうやってやるかである。調べてみると自分でも取り付けできそうだったのだが、万が一施工に失敗して走行中にバスケットが落ちるなどあってはならないので、今回はお金の力を使ってディーラーで取り付けしてもらった。あと、バスケットが結構重たいので我が家の狭い駐車場で一人で取り付けするのはかなり大変そうだったというのもある。
ディーラーの担当に相談すると持ち込んだら工賃1万で取り付けてくれるとのことだったので、「まぁええか」ということで依頼した。そんなわけで、とある休日に一式を乗せてディーラーへ。
話は少し脱線するが取り付けに結構時間がかかるということで、担当から「新型エクストレイルT33に試乗しないか?」という提案があり、20分ほど運転させてもらった。T32後期から比べると本体価格がかなり上がっているが、これがまためちゃ良い車だった。思わず買い替えを検討したくなる…e-4ORCEの反応もいいし、めちゃくちゃ静音。インテリアも高級感あり、たまらん。エクストレイルといえば安くてタフに使える車だったが、本体格500万くらいするので、ちょっとした高級車になってる…次の買い替えどうするか検討やなぁ。
結局ディーラーで取り付けてもらうのに3時間くらいかかった。一人でやっていたらちょっときつかったかもしれない。自分でやらずにディーラーに頼んで正解だったと思う。
ルーフバスケット装着時の走行について
早速取り付けの翌週に冬キャンプに行ってきた。ルーフバスケットに積載したのは無印頑丈収納ボックス特大×2で、積載は余裕だった。頑丈収納ボックスあと1個分積載しても余裕のスペースがある。晴れていればテント(ツインクレスタ)もフールバスケットに積んで良さそうだ。
走行中に落下しないように、ラチェット式の荷締めベルトとTerzo純正のカーゴネットを購入した。頑丈ボックスを荷締めベルトがガッチリ固定したあと、カーゴネットでも固定する。とにかく走行中に荷物が落ちると大惨事なので、荷物の固定にはかなり慎重になる。
初めての積載と固定だったが、結構時間がかかった。とりあえず無印の頑丈収納ボックを乗せて、ラチェット式ベルトで固定するだけで大変である。真夏ではやりたくない…そんなこんなで準備に1時間ほどかかり出発。
高速に乗って和歌山まで直走る。速度は平均90キロ位でまったりと走行した。ルーフバスケットの積載が気になるので、心の中でブレーキが走り飛ばそうという気が無くなる。ある意味安全運転になっている気がする。
ラチェット式の荷締めベルトは買って正解だった。途中の道の駅で休憩した時に確認したが、ガッチリ固定されておりガタツキもなかった。万が一ためカーゴネットでも固定しているので大丈夫そうである。
ちなみに荷締めベルトにはS字フックがついているのだが、バスケットに直接S字フックを引っ掛けて固定するのはNGらしいので、バスケットとS字フックを繋ぐソフトループも買っている。こういった地味な出費が自身の財布にボディブローのように効いてくるのである。
ルーフバスケット導入のメリット
今回ルーフバスケット導入でメリットだと思ったのは、下記2点。
- 積載量の増加
- アウトドア感の増加
特に積載量の増加、ほぼこれに尽きる。天気が良ければテントや椅子、インフレーターマットなど重くないが嵩張るものをルーフラックに乗せられるというのは、我が家のように後部座席が倒せずにスペースが確保できないケースでは、かなりありがたい。
一方で車内に荷物が全部収まるのであればルーフバスケットやルーフラックは一切不要かなとも思う。その理由としては…
- 荷上げと固定がかなり面倒
- 走行中の落下にかなり慎重になる
- 走行自体も慎重になるしスピードも出せない
- 風切り音もするし燃費も悪くなる
- とにかく金がかかる
- 洗車機いれるのが怖い(ほぼ自宅で手洗いしているのでここは問題なし)
といった感じでデメリットもかなり多いので、荷物が収まるのであれば買う必要はないと思う。
とりあえず我が家ではようやく冬キャンプにいけるようになったので、今回取り付けしてよかったと感じた。
寒いうちにもう1回くらいキャンプに行きたいと思う。今年の6月にようやく2年の納期待ちだったフジカハイペットがくるので、今から次の冬が楽しみである。
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