4月に入ってから春の陽気に誘われて花見に行ったりチャリンコで走ったりと、久々にアクティブに動いているのだが、今回もチワワの「こてつ」を連れてキャンプへ行ってきた。和歌山県の野口オートキャンプ場である。とりあえず検索してよさそうだったので行ってみたが、かなり最高だった。
昨今のアウトドアブームにより、良いキャンプ場は予約がとりずらくなってきている。また寒さも和らぎ、過ごしやすい季節になったおかげもあり、みんな動き出しているなぁという印象。去年はリフォームやこてつを迎えたこともあり、全然キャンプに行けなかったが、2022年は「犬(チワワ)キャンプ」をテーマに数をこなしていきたい。残念ながらそろそろ子犬という月齢ではなくなりつつあるのだが…
野口オートキャンプ場は京都からだと休憩ありで3時間くらいの道程である。東大阪から阪和道経由で現地に向かう。
我が家の「こてつ」はまだ8ヶ月ということもあり結構車酔いするので、3時間の移動はまだちょっとしんどい。特に東大阪付近は新名神などでかい高速に比べてカーブも多く道が荒いし走ってる車の運転も荒い。特にこてつは高速を下りてから下道を走ると大体吐いてしまう…ので毎回慎重に移動するのだが、なかなか難しい。
今回の野口オートキャンプ場は高速を下りてすぐのところにあり、めちゃくちゃアクセスが良い。こういうのは地味に嬉しいポイント。高速を下りてキャンプ場の反対側に行くとコンビニ、スーパー、家電量販店やホームセンター、100均など充実しており、どこも車で10分程度。キャンプ場からかなり近いので現地調達でも時間を食われないのが良い。
野口オートキャンプ場
日高川沿いの河川敷にあるのだが、芝生がめちゃくちゃ綺麗でかなり広大なキャンプ場だった。嫁に予約をまかせていたため、前情報はほとんどみていなかったが、入場した瞬間にわかる「アタリ」のキャンプ場。
フリーサイトは自由にテントを張れ、コロナで人数制限しているせいなのかわからないが、場内はかなり空きがあり広々と設営できた。元々はキャンピングカーのイベントもやっているみたいで、配布されたパンフレットもしっかりしていた。こういったパンフレットがちゃんと作られているとしっかり運営されているんやろうなぁと思う。
特に芝生がふかふかで、地面も水平のためテントが張りやすい。岩がごろごろしているキャンプ場と違い、さくさくとペグ打ちできる。水平ということもあり、ごろ寝スタイルでいくことにした。犬はリードをしていればOKとのこと。専用のドッグラン付きサイト(1日1組限定)があるのだが、我が家のこてつにはフリーサイトでも十分なくらい広い。
トイレは若干数が少ないと思ったが、綺麗に掃除されており臭いなどもない。洗い場はお湯が出るので夜になって洗い物をしても手が冷たくてかじかむということは無い。最近のキャンプ場は高規格のものが増えてきており、利用者も快適に利用できるようになってきた。野口オートキャンプ場は利用費も高くないので、総合的にみてコスパの良いキャンプ場だと思う。
ただ、唯一の難点があるとすれば風…キャンプに行った4月中旬、関西は強風が吹き荒れていた。高速でもハンドルが持っていかれそうになるくらいだった。野口オートキャンプ状は川沿いはあり、遮るものが何もないため、びっくりするくらい風がきつかった。どうやらレビューと見ると風が強いことも多いようである。
HELLE DIDI GALGALU / ヘレナイフ ディディ ガルガル
今回はいくつか新しいギアを試そうと思っていた。その中でも特に現地で試したかったのが、ヘレ社のアウトドアナイフ、ディディ ガルガル。薪割り用の斧にハクスバーナを持っているのだが、やっぱりバトニングもしたいし、フェザースティックも作りたいし、なにより「ディディ ガルガル」という名前の響きが良かったので買ってしまった。
野口オートキャンプ場で、早速使ってみようと思っていたのだが、残念ながら上に書いた通り、現地では強風すぎて夜の焚き火は中止することに。次回にお預けである。
ディディ ガルガルはノルウェーのヘレ社が販売するフルタングのアウトドアナイフだが、最近のブームのおかげで入荷するたびあっという間に売り切れて、ヤフオクやメルカリで常に高値転売されているナイフである。
とにかく「定価で買える時に買っとけ」と言われるくらいで、昨今の世界情勢や為替からモノが手に入らなくなったり、定価も変わってしまったら嫌やなぁということで予約して買ってしまった。
正規代理店のUPIで予約、購入することができた。実際に届くと、とにかくめちゃくそかっこいいナイフ。売れるのもわかる気がする。革で作られたシースも付属している。これで定価2万ちょっとなので、安くないかと思う。
今回は残念ながら使用する出番がなかったが、次回のキャンプではこいつを使ってフェザースティック作りの練習をしたい。
SYRIDE NATURA 小型オイルランタン&ランタンシェード
今回のキャンプで初使用となったのはSYRIDE社のNATURA 小型オイルランタン&ランタンシェード。
届いてから自宅では何度かテスト的に使っていたがキャンプで本格的に使用するのは初めて。実際に使ってみるとかなり雰囲気を良くしてくれるものだった。我が家のテントまわりは去年から小型LEDランタンのみで運用しているが、オイルランタンを追加したおかげで雰囲気のあるサイト作りができる…気がする。
レーザーでくり抜かれたNATURAのロゴが映えてめちゃくちゃ良かった。
オイルは虫除け効果入りパラフィンオイルを使用している。どの程度効果があるかわからないが、そろそろ虫が出てくる季節。(もちろん必要なワクチン注射は打ち終わっているのだが…)今年から犬が一匹増えたので、気をつかっていきたいと思う。
FLEXTAILGEAR TINY PUMP
こちらは購入してから初使用のFLEXTAILGEAR TINY PUMP。WAQのインフレータブルマットに空気をいれるための軽量ポンプである。前回の滋賀県白浜荘オートキャンプで初めてWAQのインフレータブルマットを買ったのだが、人力ではなかなかパンパンにならなかったので、どうしたものかと調べていると、YouTubeで紹介されていたFLEXTAILGEAR TINY PUMPが候補にあがった。気になっていたのでその後Amazonのタイムセールで購入した。
インフレータブルマットは仕組み上、放っておいてもある程度は空気が入るのだが、このポンプを使うことで短時間で空気を投入することができる。使い方は簡単でいくつか付属しているアタッチメントをつけて、ボタンを押して空気を送り込むだけでOK。撤収の時の空気抜きとしても使えるぽい。充電はUSB-TypeCという点も魅力。
今回は撤収時には使用できなかったが…値段も手頃なので、一台持っていても損はないと思う。アタッチメントは複数付属しているが、自分の持っているマットに適合しているかは調べたほうがよさそうである。音は少し大きめだが、全然問題ないレベル。
という感じで新しいギアも試しつつ、(一部残念なものもあったが)朝を迎えた。
次の日は強風も収まっており、快晴。非常に気持ち良い朝だった。おそらく真夏だと暑さにやられると思うが、今の季節だとちょうど良い気温である。だだっ広い芝生の上で朝日を拝みながら飲むコーヒーは最高に美味い。
今使っているテントはogawaのグロッケ8なのだが、そろそろセカンドテントが欲しいということで、次に狙っているのはテクニカルコットン版のツインクレスタである。広く使えそうなのと、TCというのが良い。しこしこ貯めているAmazonポイントを解放して購入するか…どうか…
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