お盆は長期連休だったこともあり2発くらい登山に行きたいと思っていた。ただコロナもあるし天気も良く無いしということで断腸の思いで中止にした。このままいくとリフォーム後の引っ越しなども重なり今年は2、3回くらいしか行けなさそう。
その割には登山関連ギア買いまくってしまったのでちょっと紹介してみる。
- グレゴリー バルトロ65L
- NANGA オーロラライト350DX
- 山と道 mini
- LEKI Black Series
グレゴリー バルトロ65L
これは7月の4連休にいった涸沢テント泊のために購入した。計画当初はグレゴリー ズールー40Lで行こうと思っていたのだが、2日分の着替えや防寒具など、さすがに全部入りきらなかったため、急遽アップデート。さすがバルトロという感じで最高の背負い心地&スペックだった。ちなみに自分が大量の荷物を持つという理由をつけ、嫁と交渉して買ってもらった。
このバックパックにテントと着替え、防寒具、雨具、カメラ、三脚、水筒、モバイルバッテリーなど詰め込んで15kgオーバーだったが、なんとか涸沢まで行って帰ってこれた。後述するが三脚は重すぎたので次は登山では持っていかないかも…
今回初めて大型ザックを背負ったが、中型ザックでは省略されるような色々なギミックがあり、非常によかった。さすが登山用バックパック界のロールスロイスというか、使っている人が多い理由がわかる。
中でも良かったのが、バルトロの中にはハイドレーションを収納するスペースがあるのだが、それが着脱してアタックザックとして使えるようになっている。テント建ててトイレに行ったり食事にいったり移動するときは貴重品とカメラだけ突っ込んで歩き回れるのでめちゃくちゃ役に立った。
NANGA オーロラライト350DX
これも涸沢テント泊のために購入。今まではモンベルのダウンハガーを使っていたが、嫁が「絶対に寒い」と主張するので、NANGAのオーロラライト350DX(自分)と450DX(嫁)を買うことにした。
正直届いた時はモンベルのダウンハガーとあまり性能変わらんのちゃうか???と思っていたが、実際に使ってみると、撥水性能であったり、ロフトのボリューム感であったりファスナーチャックの性能であったりと細かいところはNANGAのほうが良さそうかな?と感じた。
何よりこのブラウンの色味が最高にかっこいい。手持ちの青やオレンジのダウンハガーに比べてこのブラウンカラーは落ち着きがあり、大人の雰囲気を醸し出す良い色味である。何事も見た目から入る我が家では、見た目がかっこいいというのは、その道具の性能よりも結構上にくるポイントではないかと思う。
実際7月連休の涸沢では、下半身はトレッキング用のロングパンツの上にダウンパンツを履いて、上半身は長袖とフリースを着用して寝たのだが、暑いくらいだった。雪山は無理だと思うが秋くらいまでなら問題なさそうである。ダウンはガーと比べるとロフトがしっかりしているせいか、フカフカ感があり暖かく感じる。あとやっぱりファスナーが噛まない設計になっているのがありがたい。
ちなみに寝袋は山に持って行く時SEA TO SUMMITOのコンプレッションドライパックに入れて持って行くようにしている。コンプレッションすればかなりコンパクトになる。オーロラライトは一度広げると空気を含んで膨れて収納が大変なのでコンプレッションバッグは必須かなと思う。
山と道 MINI
前述の大型ザックグレゴリーからうってかわり、真逆のウルトラライトハイク用バックパック、”山と道 MINI”も買ってしまった。前述した通り、今までの登山用メインバックパックはグレゴリー ズールー40Lを使っていたのだが、正直日帰り登山に行くには必要がない大きさだった。しかもズールーはフレーム構造があるためバックパック自身もそれなりに重く、もう少し軽くて動きやすい日帰り用バックパックが欲しいと訴えていたところ嫁が「山と道 MINIが欲しい」と言い出したので色違いで一緒に買ってしまった。
山と道は人気のガレージブランドのため、在庫があまりなく注文できるシーズンが限られている。とにかく「欲しい時が買い時」や、と言い聞かせて買ったが最近欲望のタガが外れまくっており、いい加減抑えないといけない。
山と道 MINIはとにかくデザインが良く、見た目が最高にかっこいい。最近登山に行くと結構見かけることが多くなっており、後ろ姿をみると他のバックパックとは違い、どこか都会的で洗練されたイメージを感じる。結局お盆休みは登山を中止したので、まだ山では使えていないが普段の通勤などでも使えそうである。
重量はめちゃくちゃ軽い。他のバックパックと違い、肩荷重で背負うことを前提としており重心が高い。まさに”着るバックパック”という感じ。ヒップベルトも骨盤で支えるようなごついものではなく、あくまでバランスをとるためだけのもの。荷重は腰ではなく肩で受ける。日帰りであれば十分だと思う。早くこいつを背負って登山に行きたいが、まだしばらく先になりそうである。
気になった点としては、背中には”山道 Minimalist Pad”が入っているため、夏場に背負うと背中がむちゃくちゃ蒸れそうなのがちょっと怖い。あと防水性能がないという点にも注意しないと行けない。あくまでウルトラライトハイクを実現するためなので、機能のそぎ落としはあるため、それを踏まえて使用していく感じである。
LEKI トレッキングポール Black Series マイクロバリオカーボン
そろそろいい加減トレキングポールを買おうということでLEKIの奮発してBlack Series マイクロバリオカーボンを購入した。これもまだ使用できていないので早く使ってみたい…
というのも今まで登山の際、トレッキングポールを使っていなかった。何故かというと「荷物が増えて重くなるしそこまで必要ちゃうやろ」と鷹をくくっており、実際日帰りではそこまで必要性も感じなかったので購入しなかった。
しかしこの前の涸沢テント泊では荷物が重すぎて、途中で嫁に詫びを入れ一本貸してもらった。上りでも下りでも荷物が多すぎるとトレッキングポールのありがたみがひしひしと感じられた。借りていないければやばかったかもしれない。「もう次は絶対貸さんから自分の買え」と言われたので泣く泣く自分用のポールを購入した。
トレッキングポールといえばLEKIかブラックダイヤモンドかSHINANOか、どれにするかなぁと迷ったが、国内メーカー応援したいなと思ったのでLEKIのフラッグシップであるBlack Series マイクロバリオカーボンを購入。3万近い値段なので正直かなり迷ったが、涸沢に行った時思ったがとにかくギアの軽さは正義であるということ、多少金かけても品質が良く軽いものを選ぼうということで妥協するのはやめた。
カーボン製なのでとにかく軽い。3つに分割するタイプなので、収納が若干めんどくさいがその分軽さ重視である。2本で約400gと非常に軽い、組み立ては楽が楽である。これも早く山で使用して効果を確かめたい製品である。
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