kotatsu ni mikan

アウトドア・ガジェット・暗号通貨・海外ドラマの話題を中心とした個人ブログ

暗号通貨購入を振り返る(初めての暗号通貨購入) 001


Symbol launch and Snapshot dates confirmed
https://japan.nem.io

ついにSymbolのローンチ日が決まった。ので自身の暗号通貨購入を振り返ってみようと思う。

はじめに

2017年から2018年のバブルとその崩壊から、2019年の停滞と2020年の復活、そして2021年と約4年が経った。初めて暗号通貨を買ったとき「10年位持ってたらどうなるかな」と思っていたが、なんだかんだ界隈は今また盛り上がりを見せている。

それこそイーロン・マスクがビットコインを買ったとか、スクエアが買ったとか、リップル社がSECと裁判起こすやら、連日話題は尽きない暗号通貨であるが、2017年のバブルとその崩壊を経験した自分にとっては、まだまだ不安と期待が入り混じった複雑な心境である。

日本国内では2018年1月のコインチェックでのネム盗難から始まり、2018年9月にはZaifがハッキングされた。コインチェックがハッキングに似合ったときは、渋谷の本社に野次馬にいったりしたし、Zaifでもっていたモナコインは一部が盗難にあってしまった。

当時は暴騰と暴落を繰り返すチャート、ものすごいスピードで流れるチャット、一種の「お祭り騒ぎ」のような熱狂に身を置くことで、楽しんでいたのかもしれない。

2017年 初めてモナコインを買う

転機は2017年だった。その頃「ビットコイン」という名前は知っていたが、2010年頃にFXに手を出してこっぴどくやられた経験があり、投機は怖いな〜と思っていた。

FXはレバレッジ(信用取引)を利かすわけで、手元の資産が少なくても勝負ができる。2010年頃のFXといえば、規制もユルユルで100倍とかでポジションをとれた。1万あれば100万分の取引ができたわけである。為替が1円動くだけでジェットコースターに乗っている気分を味わえた。しかもその当時夜勤中にiPhone3GSとか、4Sにアプリをいれて、3G回線で取引していたわけで、今考えるとつくづく恐ろしいことをやっていたな、と思う。

結局FXではこっぴどくやられすぐに辞めてしまった。もうレバレッジは絶対やらずに現物取引しかしないと決めたが、特に資産があるわけでも貯金があるわけでもなかったので、10万円以内で買える糞みたいな低位株(このときは単元株がまだ100株ではなかったときである)に手を出して塩漬けしたりと、割と散々な目に合った。

そんな頃友人がビットコインを買っていると打ち明けてきた。それが2017年の夏頃だったと思う。「またまた怪しいものに手を出して…」と思っていたが、調べてみるとビットコイン以外にも色々と暗号通貨(仮想通貨)があることを知った。

そんな中「モナコイン」という当時の2ちゃんねる発祥のコインがあることを知り、なんかおもしろそうやな、ちょっと買ってみるか、と思いZaifのアカウントを作った。その頃はまだぎりぎりバブルの前だったので、すんなりとアカウントが作成でき、5000円分のモナコインを買った。

そしてしばらくすると各社がCMを打ち始めどんどん仮想通貨が盛り上がり始めた。有名な「寝てるだけでお金が増える」おばさんも確かあの頃だったと思う。購入したモナコインはあっという間に倍、3倍と値段が上がっていった。他の通貨も軒並み上がっており、2017年11月末にネム(XEM)を初めて買った。

このときの取引記録を見てみると、Zaifで1XEMあたりの金額が下記のように記録されていた。

11月28日 25.32JPY

12月03日 30.3846JPY

01月04日 218.3JPY

約一ヶ月で25円が218円になったのである。Zaifは当時の社長朝山氏がチャットに降臨したりサーバー負荷が上がりすぎて502 Bad Gatewayでサイトにアクセスできなかったり、とやりたい放題の乱痴気パーティだった。

2018年 バブル弾ける

そんな中、モナコイン以外の通貨にも手を出し始めた。コムサ、ペペキャッシュ、ザイフトークンなど、何がどんな通貨かもわからず、祭りが起きれば飛び乗ってイナゴになったり、かと思えば積立なんかやってみたりと、何も考えず適当にポジションとっても含み益が膨らんでいったのである。まさにバブル。

そんな中特にネム(XEM)を買い進めていった。当時Catapultが実装されるとか、NEM Barができるとか、ロゴもカッコいいし響きも良いな、性能も良さそう、とか全部「なんとなく」で買っていった。

そして運命の2018年1月、前述したとおりコインチェックにてネムのハッキングが発生。約580億相当のネムが正月早々消えてしまった。イケイケドンドンだった仮想通貨業界が一気に収束していったのは間違いない。出川組やら剛力組やらCMをみて入った新規は自分よりももっと悲惨だったかもしれない。

その後どの取引所も全通貨どんどん暴落していき、2018年9月にはZaifでもハッキングが発生。自分が所持していたモナコインもパクられてしまった。

そのあたりから仮想通貨にもまったく興味がなくなり、毎日見ていたチャートもチャットも見なくなりたまにアクセスして当時の熱狂を思い出す程度になっていた。2019年には10円を割り3円台に。自分が買った218円のネムの価値は3円になってしまう。

売るわけにもいかず塩漬け状態でほったらかしにするしかなかった。

そして2020年を迎える。停滞する仮想通貨業界は相変わらず死に体だった。そんな中コロナウイルスの蔓延が始まり世界がざわつき始めた頃、「これはもしかして仮想通貨に影響あるかも?」と思ってネムを買いました。

ちょうど2/2に1000NEMを5.238JPYで買っていた。今思えばこれが反撃の狼煙だったのである。

続く。


広告

コインチェック

BITPOINT


“暗号通貨購入を振り返る(初めての暗号通貨購入) 001” への1件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください