中華レンズである七工匠のLマウントレンズ”7artisans 35mm F5.6″を買ってしまった。
SIGMA fp自体、みてのとおり超コンパクトなフルサイズミラーレスであるが、中国の深圳からはるばるやってきたこのパンケーキレンズをつけるとかなり良い感じになったので紹介してみることにする。
“7artisans 35mm F5.6” with SIGMA fp
流石の薄さ…わかってはいたが実際に取り付けてみると、この薄さとコンパクトさには驚愕である。コンデジ並みに小さいやんけ…
心地よいサイズ感…素材はアルミかな?樹脂ではなくて金属なのは間違いない。本体との相性も非常に良いと思う。
純正レンズと比べる
レンズはSIGMA fpのキットレンズだったIシリーズの45mm F2.8 DG DN | Contemporaryとズームレンズの28-70mm F2.8 DG DN | Contemporaryを持っており、両方ともコンパクトで非常に重宝していた。
キットレンズの45mm F2.8はもちろんズームレンズである28-70mm F2.8は登山やキャンプで活躍し、昨年の夏には涸沢テント泊でも使用した。いつかはArtレンズを…とか思っているのだが、Iシリーズの高いビルドクオリティとコンパクトさの両立は、自分のようなド素人にはちょうど良いのではないかと思う。やっぱり手軽に扱えるのは大事。
SIGMA fpに惹かれたのはそのデザインであったりコンパクトさ、ミニマルさ、そしてその設計思想でもあるのだが、最近さらに小さくもっと軽く運用できないかと模索していたところ、中華レンズである”7artisans 35mm F5.6″にたどり着いた。春の陽気に誘われてこれから外に出ることも多くなるだろう。特にチャリンコで走り回るのであれば軽くて小さいレンズが欲しいなぁと思った。
Lマウントの超薄型コンパクトレンズ、絞りはF5.6固定のマニュアルフォーカス、さらにレンズフードがスライド式になっておりレンズプロテクターが不要。レビューをみると、写りも「まぁ、それなり」ということでこの尖った製品である”7artisans 35mm F5.6″を迷った挙句買ってしまった。価格は税込16,090円。
純正レンズと比べるとかなり安い…
“7artisans 35mm F5.6″で撮ってみた
3月の三連休は嫁の実家(田舎)へ帰った。目の前には畑が広がり義両親が育てた野菜が収穫できる。自分は果物が好きなので、何か美味そうな実が育っていないかと狙っていたのだが、残念なことにこの時期良い果物はなかった。
裏庭にある山に建ててあるお墓を参って家に戻った後、チワワの「こてつ」を散歩しながら”7artisans 35mm F5.6″と取り付けたSIGMA fpで色々と撮ってみた。
このレンズはマニュアルフォーカスの上、コンパクトすぎてピント合わすのが非常に難しいのだが、じっくりと撮ってみると結構いい感じに。
仕上がった写真は確かに周辺は光量は落ちるし、ピントもぶれるし、フレアが出るのがそれも含めてなんかイイ味になっている気がする。今回はパウダーブルーのフィルターをかけて撮影。
SIGMA fpといえばティールアンドオレンジのフィルターが有名だが、昨年追加された新しいパウダーブルーのフィルターも非常に良い。かけて撮ってみるといわゆる「エモい」写真がなっている気がする。
レンズカバー内蔵
“7artisans 35mm F5.6″はレンズカバーを内蔵している。
そのためプロテクターやレンズキャップを装着しなくても良いという点も、気軽さを増幅させているひとつの要素だと思う。
ピント部分を回すとこのようにカバーが下りてきてシュッと閉まる。結構レンズキャップは外したりポケットに入れたりがめんどくさいので、こういうちょっとした機構はありがたい。すっと出してさっと撮ろうかなという気になる。
“RIDGE MOUNTAIN GEAR”のTravel Pouchへ
そんな感じで色々と”7artisans 35mm F5.6″を取り付けて遊んでいるのだが、先日購入した “RIDGE MOUNTAIN GEAR”のTravel Pouchへこのセットを入れてみるとシンデレラフィットだったの紹介したい。
この通り完璧なフィット感である。この”RIDGE MOUNTAIN GEAR”のTravel Pouchはかなり小さいサイズだが、そこにすっぽり収まる。このサイズ感でフルサイズミラーレスとかロマンあるやん。
とりあえず春も近づいてきたので2022年は色々と写真を撮りに行きたいと思う。
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