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  • ナンバーガール ツアー逆噴射バンド@Youtube Liveを見て002


    3/1(日) に行われたナンバーガールのYoutube Liveの配信から1週間が経ってしまった。

    結局先週も仕事が地獄だったので残念ながらあまり余韻に浸る余裕もなく…アーカイブもはじめから全部は見返せなかったが要所要所は見直すことができた。

    当日のセットリストはこんな感じ。

    1.鉄風 鋭くなって
    2.タッチ
    3.ZEGEN vs UNDERCOVER
    4.EIGHT BEATER
    5.IGGY POP FAN CLUB
    6.桜のダンス
    7.透明少女
    8.(夕焼け小焼け)
    9.YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
    10.NUM-AMI-DABUTZ
    11.Sentimental girl’s violent joke
    12.DESTRUCTION BABY
    13.MANGA SICK
    14.CIBICCOさん
    15.ウェイ?
    16.U-REI
    17.TATTOOあり
    18.水色革命
    19.日常に生きる少女
    20.TRAMPOLINE GIRL
    21.omoide in my head
    22.黒目がちな少女
    23.I don’t know
    アンコール
    24.転校生
    25.KU~KI
    26.透明少女

    これ中々最高のセットリストではないか…大体聞きたい曲入ってないか?個人的にはあとここにSAPPUKEIとSASU-YOUとか欲しいかなと思う。

    中でも個人的にすごく熱くなったのが、DESTRUCTION BABY→MANGA SICK→CHIBICCOさんの流れである。U-REIのアレンジも最高だった。転校生のギターリフも心臓に突き刺さるように最高のリフ。演奏面はすごかったが逆にキーの高い曲は向井氏のボーカルがしんどそうやったなぁ。最後のI don’t knowなんか特に…やはりあの頃と同じようなキレのある声はもう難しいのか…

    途中のMCやタクシードライバーやタバコ4本一気吸いや異常空間Zや守山未来のコンテンポラリーダンスや色々あったが、結局はバンドの強さというか、無観客であろうが最高のライブをするという意識の根幹が垣間見えた気がする。

    ベースの分厚さとドラムの手数多いながらもどっしりとした安定感、そしてえぐいギターリフ、映像も音質も非常に良かった。そんな配信を支えたのはやっぱりプロのチーム。演者はもちろんそれを支えるスタッフの仕事も最高だった。

    これからこういったライブの配信でも金が撮れる時代になると思う。それこそ投げ銭でもしたくなるくらいクオリティが高かった。くしくもコロナウイルスのお陰で現地に行く醍醐味があったライブもネットで楽しめるという感覚になってしまった。アーティストのマネタイズの形も変わるのでは?

    そんなわけで「サッポロOMOIDE IN MY HEAD 状態」にちなんで「トーキョーBEHIND CLOSED DOORS状態」で映像作品出して欲しい。もったいない。あんなカメラ位置客おったら絶対ムリやし。最高のPVじゃないか。


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  • ナンバーガール ツアー逆噴射バンド@Youtube Liveを見て001

    3/1(日) に行われたナンバーガールのYoutube Liveの配信を見た。

    これはナンバーガールのライブ落選続きからの奇跡の当選!からの延期…そしてYoutube Liveを見終わるまでの記録。



    思えばナンバーガールを初めて聞いたのは「サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態」だった。すでに解散した2003年。当時高校生だった自分は、地元の今はもう潰れてスーパーになってしまったTSUTAYAで「サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態」をレンタルしてMDにコピーして聴いたのが最初である。MDて。なぜかあのジャケットが、あのロゴが訴えていたのかもしれない。手に取れと。

    自分にとってはI Don’t Knowのイントロで向井秀徳氏が6弦をギュイーンとチューニングするあの不穏な音が初めてのナンバーガールの「音」である。ナムヘビもSchool Girl〜もちゃんと聞いたのは随分あとで、いまだにナンバガ=サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態というのは変わらない。

    演奏も熱量もあの有名なMCも、あの空気感もなにもかもパッケージングしたこのアルバムでナンバガというバンドを知ったのである。当時17歳だか18歳だかの自分にとっては衝撃であった。なぜならこの最高のバンドはもうすでに解散していたのだから。

    だからこそライブに行きたい。復活のインタビューも色々読んだが、当然あの頃と何もかも違うのはわかっているが、だからこそライブに行きたい。という思いを全国に数万にはいるでろうナンバガファン同様の思いだった。

    ライブが発表される度に先行応募は行った。日比谷野外大音楽堂のオフィシャル先行&Twitter先行、新宿LOFTのオフィシャル先行&Twitter先行、NUMBER GIRL TOUR 2019-2020『逆噴射バンド』のオフィシャル先行&ファミマ先行、どれも外れた。新宿LOFTの一般は参加したがぴあにすらアクセスできず。

    なんとか友人の穴さんにとってもらった京都音楽博覧会で復活後のナンバーガールを見ることができたが、ワンマンではない。たかだが40分の尺で何がわかるというのか。こんな寸止めオナニーのようなお預けはいらん。

    豊洲PITのキャパは3,000人位。2日やるので6,000人は入る。この6,000人の中にすら入れないという絶望。実際倍率どれくらいあったのか。

    そんな絶望の中、11/18に発表された3/1の追加公演に最後の望みをかけて応募。奇跡的にZepp Tokyoを当選を決めた。意外にもあっさりと。

    速攻で金を払い、発券まで待っていたが結局仕事がバタバタし始め、鹿児島に行ったりなんやかんやしているうちに2月になる。その頃は精神的にズタボロ状態でナンバガのライブも行けるのかどうか不安だったが、なんとかクリティカルなスケジュールはバッティングせず3/1を迎えられそう…と思った矢先。

    延期である。

    まぁ…しゃあないわな…むしろ英断や…と自分に言い聞かせつつ。

    というわけで16時頃にチケットを発券し、18時前にヘッドフォンを耳にセットしYoutubeを開く。がらーんとした会場。出てくるメンバー。ほんまならここで大声援やろうなと思いつつ一発目はやはり「鉄風鋭くなって」。

    とりあえず思ったことは、撮影・音響チームの仕事が素晴らしいの一言に尽きる。ほんまにリアルタイムなのかこのライブは?と思う位音も映像も素晴らしい。度肝抜かれた。無観客であろうがなかろうが最高のライブを届けるというメンバーとスタッフの職人魂がびんびんと伝わってきた。というか逆にカメラワークなんかは客がいないので、ありえないところから録れたんやろうなぁ。クレーンど真ん中やったし。

    演奏が終わったあと拍手や歓声は一切ないわけだが、逆にそれがすごい張り詰めた空気感を演出していたような気がする。

    その2へ続く。


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  • 京都音楽博覧会2019

    初めての京都音楽博覧会へ。

    まぁナンバーガール目当てである。そこは仕方ない。TOUR『NUMBER GIRL』も新宿ロフトも野音もカスリもしなかったので、K氏がもぎ取ってくれた音博にて初ナンバガ。17年前に帰る。

    8月は鹿児島長期滞在したり、葬式で岡山帰ったりと中々のハードスケジュールの中、無事9/21に京都へ到着。同じく深夜到着したK氏を迎えてコンビニ飯を食い就寝。

    9/22 AM8:30に起床。チケットを発券し掃除を済ませバスで京都駅まで移動。コインロッカーに荷物を入れK氏のiPhone11 pro機種変更に付き合う。ナンバガを見る前にiPhone11 proに変えるとはこいつ最高の1日を過ごしすぎちゃうか、と心配になる。

    12時ジャスト。音博は始まっているが、腹ごしらえ。喫茶店でランチプレートを食いながら、K氏のiPhone11 Proのフィルム貼りを手伝う。

    12:45頃、新駅のJR梅小路京都西駅で降りる。めちゃくちゃ綺麗な駅。いつのまにかこんな駅ができてたんか…梅小路公園の前はしょっちゅう車で通っていたが、実際中入るのは3回目?くらい。

    物販でナンバガTシャツを買い、会場へ入ると、かなりゆるーい雰囲気。後方は椅子シートOKなのね。家族連れにはよさそう。ちょうどCamila Meza & Shai Maestroの最後の方は見れた。うますぎる…芝生にも寝っ転がれるしまったりした感じ。最高やん。

    折坂悠太を見た後は、腹ごしらえに。肉を食う。酒は飲まない。

    15:40頃、煙草を吸っていると急に雨が降り出す。やむ気配がないため、ゴアテックスのレインウェアを着る。この前ニクワックスでメンテしたので撥水性能が復活している…はずだがどうだろうか。

    15:55ナンバーガール演奏開始。

    鉄風 鋭くなって
    タッチ
    ZEGEN vs UNDERCOVER
    omoide in my head
    YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
    透明少女
    日常に生きる少女
    TATOOあり
    I Don’t Know

    40分という限られた尺の中、なかなか良いセットリストではないか。個人的にはかなり聞きたい曲が入っている印象。鉄風一発目ありがとう。中古の戦車持って帰りたい。まさかI Don’n Knowで最後締めてくれるとは思わなかった。

    音博は市街地ど真ん中のせいか全体的に音抑え目かなと思ったが、ひさ子氏のギターの音がやはりでかい。ギターマガジンのインタビューでも書いていたが…

    向井先生はZAZENで散々見ているが、なんていうかやはりこの4人はまた別格やなぁとしみじみ思いながら、激しくなる雨脚にてカバンの中がぐちゃぐちゃになった。最後の方は雨が上がったが、いいか悪いかライブ中に雨が降ったのはナンバーガールの時だけだった。

    17年前17歳だった頃、今はもう潰れた地元のTSUTAYAで借りた「サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態」をMDに入れて聞きまくっていたが、あの頃は17年後に再結成するなど夢にも思わなかった。ありがとうナンバーガール。

    トリのくるりはライブでみるのは初めて。とりあえず「琥珀色の街、上海蟹の朝」やってくれぇぇえ…と念じていたら、思いが届いたのか岸田氏がマイク片手に持って、あとイントロとともに軽快なラップが始まる。あと聞きたかったのがTokyo OP。去年やってたので今年はやらんかなぁと思ってたがこれも思いが通じたのかやってくれた。ばらの花は染みた。

    グッドモーニング
    ブルー・ラヴァー・ブルー
    スロウダンス
    琥珀色の街、上海蟹の朝
    キャメル
    Tokyo OP
    JUBILLE
    ばらの花
    ブレーメン
    宿はなし

    会場もまったりしてイルカショーやら電車の音やら色々聞こえるがフジロックみたいな命がけ感がないフェスで非常に良かった。なんで京都にいたころ一回もいかへんかったんやろう。

    そしてナンバガ単独ツアーのチケットを取ると改めて思った。やはり40分の尺は短すぎる。


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