今年の夏は上高地〜涸沢カールでテント泊するという目標を立てていた。しかし上高地周辺は観光客の減少もあり熊が結構出ているという情報を確認、さらに直前に小梨平キャンプ場で熊が出て被害が出たというニュース…コロナもあるし仕方ないが日帰りで上高地周辺を散策することにした。
とはいっても流石に当日行って帰っての日帰りはしんどい。自宅から4時間かかるので、前日夜は沢渡で車中泊することに決めた。
松本市周辺の観光地を探していると高ボッチ高原というのが良さそうだったので、前日寄ってから上高地へ向かうことになった。中央道は相変わらず渋滞がひどく、サービスエリアで昼飯を食ったりしているとあっという間に到着する頃には夕方に…
中々狭めの山道を頑張って1,664mまで登っていくと、高原に到着。目の前には諏訪湖、そして北アルプス、南アルプスが一望できる。天気もいいので最高のロケーション。
昔はキャンプ場があったようだが、今はキャンプ禁止とのこと。確かにキャンプしたくなるロケーションである。
その後また山道を下り、蕎麦を食べて銭湯で汗を流し、いざ上高地へ。
上高地はマイカーで行けないので、バスに乗って行くことになる。松本市からマイカーで行く場合、バス停へのアクセスが一番良い駐車場はさわんど第3駐車場上段。
22時過ぎに到着したが、8割ほど埋まっていた。コロナがなければ満車やろうなぁと思いつつ、照明が少なめのところに止める。駐車場からでも星がはっきり綺麗に見える。何より涼しい。流石避暑地である。最高。
翌日、起床したのは6時前。諸々準備を整えてバス停へ向かう。時刻表には一時間ごとに一本だったようだが、流石にお盆ということもあり臨時便が出ていた。特に並ぶこともなくバスに乗り込む。コロナがなければめちゃくちゃ混んでいたに違いない。30分ほど揺られ7時過ぎには上高地へ到着。
お盆というのにこのガラガラ感。そりゃ熊も出る。平日はもっと人が少なそう。
今回はかっぱ橋〜明神〜徳沢までハイキングをして戻ってくるという超お手軽コース。
初の上高地だが、景色も天気も最高。涼しいし川の水も透き通るほど綺麗で道も平坦やし最高のハイキングである。穂高に雲がかかっていたのが少し残念だったが、それでも最高。2時間ほどかけて徳沢に到着。
徳沢でカレーとアイスクリームを食い川の水を眺めながら休憩。キャンプ場は芝生でかなり綺麗だった。正直ここでキャンプするのもアリだったなと後悔…
そして帰路へ。途中300円払って明神池にも入ったがここも非常に綺麗な池。
上高地散策は大満足であったが、熊の出没や観光客の減少などコロナの影響をモロに受けていると感じた。流石に帰る頃には観光客で溢れていたが、それでも例年ほどの多さはなさそう。
ちなみに冷感フェイスマスクを今回初導入してみたが思ったよりも良かった。耳掛けがあるタイプだとフィット感もあり良いと思う。どうしてもマナーになっている部分があるので、これからは登山でもスタンダードになっていきそうである。
来年は涸沢カールでのテント泊を期待しつつ中央道の渋滞に巻き込まれながら家路につく…
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