2021年 この春買いたい登山・キャンプギア

最近登山もキャンプもまったく行けていない。

コロナ禍もそうだが、プライベートも中々大変な事態になっており、先行き不安な人生である。一人でまぁなんとか食っていけるかと思っていたが、嫁さんもいるのでそういうわけにもいかず暗中模索している。

そんな中でも欲しいのものは欲しいので、この春に欲しい登山・キャンプギアをまとめてみた。

Fukuzen 打刀 (ペグ)

Fukuzen 打刀

クラウドファンディングのMakuakeで4947%の応援があった「打刀」というめちゃくちゃかっこいいペグ。ある時ツイッターのタイムラインに流れてきた画像を見て、「これは!」と思い物欲を刺激された。

「打刀」の名前の通り、ステンレスでできた刀のようなフォルム。見慣れたペグの形とは違うスタイリッシュさと無骨さが混じり合った魅力的なデザインである。

ペグといえばスノーピークのソリッドステートや村の鍛冶屋のエリッゼステークに代表する鋳造ペグがスタンダードで、自分もエリッゼステークの28cmと18cmを愛用している。しかしこういった鋳造ペグは結構嵩張るのである。自分で作った革製の手提げ袋に入れているが、破れないように革厚めにしていることもあって、意外と場所をとる。

Fukuzen 打刀

その点、この打刀はピッタリとスタッキングできるため、めちゃくちゃコンパクトに収めることができる。このコンパクトさも相まって「今現在欲しいペグ」ダントツ一位である。

SYRIDE LED SUPER FLASH LIGHT (LEDGERランタン)

4月に発売予定のなんかめちゃくちゃ良さそうなLED小型ランタン。アウトドア・防災グッズのメーカーらしく、見た目とかめちゃくちゃかっこいい。

小型LEDランタンといえばGOAL ZEROの「Lighthouse Micro」とLEDLENSER 「ML4」が両雄がシノギを削っていると思うが、ここに割り込みできそうな商品が出てきたなぁと思った。あんまり情報がないが、追いかけていきたいと思う。

ちなみに昨年LEDLENSER ML4は一つ買ってみた。これもめちゃくちゃ良かったので、もう1個買い増ししたいと思っている。キャンプ・登山・チャリンコ幅広く使えるので、2,3個持っておいて損は無いと思う。

ML4をMISSION WORKSHOP “The Rhake”に装着

ogawa 3ハイ&ローテーブルⅡ

ogawa 3ハイ&ローテーブルⅡ

アルペンアウトドアーズに行ったときに発見したogawaのテーブル。これの良いところはめちゃくちゃ簡単に設営と高さの変更ができる点。

テーブル部分は2つ折のため面積をとってしまうが、ぱかっと開くだけで設営できるのは大きなメリットである。さらに高さの変更が簡単にできることもあり、非常に欲しい。

現在はコールマンのロールテーブルを使っているのだが、設営がめんどくさい。高さを変えるときは、足を外さないといけないし、テーブル部分もロールでカチッとはめ込まないと行けない。

コールマンのテーブルは売却して、こっちを買おうと思うくらいには欲しい一品。3月の超PayPay祭りのときに買おうかなと思っている。メインテントのグロッケ8にも似合いそうなテーブルである。

ファルクニーベンS1

前々からちゃんとしたアウトドアナイフが欲しいなぁと思っていた。。10年以上前に親父が使っていたビクトリノックスのマルチツールナイフは持っているが、バトニングとフェザースティックを作りたいので、フルタングの使いやすいナイフを探している。

現物がみれないのでなんとも言えないが、今の所欲しいのはファルクニーベンのS1かなと思っている。サイズ的にはF1のほうが良さそうなのだが、バトニングするためには少し長さが足りないらしい。

アウトドアナイフも色々と沼が深そうなので、中途半端に手を出すと沈んでいきそうでビビっているが、とりあえず余裕ができたら一本買いたいところである。ふるさと納税の返礼品には刃物も多数あるので、そこで探すのも良いかなと考えている。

まだまだ欲しいギアはたくさんあるが、今回はこのあたりで。とりあえずキャンプか登山に行かないと…


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アークテリクス “アトムARフーディ”:ダウンに勝るインサレーテッドジャケット

アークテリクス アトムARフーディ
アークテリクス アトムARフーディ

ついにアークテリクスの”アトムARフーディ”を買ってしまった。年末の超PayPay祭りで溜め込んだPayPayボーナスを活用して購入。最近PayPayモール経由でZOZOTOWNに出ている商品を買うようになった。PayPay信者ではないが自分の環境だとかなり還元率が良い時があるのでポイントに釣られることが多い。

“アトムARフーディ”の着心地

着心地がめちゃくちゃ良い

アトムには他のアークテリクス製品と同様に、AR(オールラウンド)とLT(ライトウェイト)があるが、LTのほうはアークテリクス本社のスタッフが全員持っているとかなんとか…このジャケット、「確かに皆持つわ…」と思うくらい袖を通した時の着心地が良い。これはビビった。縫製も素材の肌さわりも最高に良い。

ネットでは、全身アークテリクス野郎と揶揄することあるみたいだが、本当に良いものは良いので、高くても選ぶべきであると思う。所有欲満たすしメンテナンスすれば長く使えるし…安物買ってすぐ捨てるよりもよっぽど良くないかな?これこそ今流行のSDGsちゃうんかと思ったりする。

ちなみに筆者は175cm,63kgだが、Sサイズを買ってジャストサイズだった。

蒸れにくく暖かいコアロフトという素材

アトムの大きな特徴はやはり「コアロフト」という中綿である。アークテリクスが独自に開発した保温性、断熱性と速乾性と通気性に優れるインサレーションらしい。一昔前といえば化繊はダウンに比べて「暖かくない」とか「重い」とかいわれていた。自分も勝手に「ダウンのほうが軽いしな〜」とか思っていた。

しかしその考えは簡単に覆るほど、このインサレーションジャケットは軽く、温かい。しかもコアロフトには速乾性があり、濡れても保温性を維持し続ける特徴がある。技術革新のお陰か最近ではこういったインサレーションジャケットがマウンテンギア業界では幅を利かせてきたようである。

マウンテンハードウェアのダウン

実際にアトムフォーディを着てみると、温かくて保温力があるのに、「圧倒的にムレが少ない」のである。2,3年位前に買ったマウンテンハードウェアのダウンジャケットと比べると体感でわかるほど差があると思う。明らかに違う。

これは実際に着てさらに動いてみることで実感できると思う。外側に使われているヨーノ30シェルは撥水性もあるので、小雨程度ならハードシェルを上から着なくても十分活動できそうである。去年は行くことができなかったが、11月位の登山で大活躍しそうである。

細かいところにも配慮された設計

袖口のストレッチが良い

素材面も素晴らしいが、機能面でも細かな設計がされている。その中でも特に評価したいのは袖口の素材である。ストレッチ素材が使われていて手首にピタッと張り付き隙間を作らない。そのお陰で袖口から冷気が侵入しにくい。腕先の方から冷えてくるということがなさそうである。

首周りもボリューミーでしっかり覆われているので熱を逃さない。ただその状態でもムレにくいため、暖かいながらも快適な温度をキープするような作りになっているのがダウンジャケットとの大きな違いかなと思う。これは実際に着てみないと体感できない部分なので、伝えるのは難しいかもしれない。

これでアークテリクスも5品目…さて次は何を買おうか…BETA SLを筆頭に、シューズ2足と短パンとポケッタブルパーカに加えてアトムを手に入れたので、次はロングパンツかな?あとザックもアークテリクスにすれば完全に全身アークテリクス野郎になれるが…流石にそれはやりすぎかも…


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アークテリクス “スコーミッシュフーディ”:使いやすいポケッタブルウインドシェル

アークテリクス "スコーミッシュフーディ"
アークテリクス ”スコーミッシュフーディ”

アークテリクスの”スコーミッシュフーディ”を買った。この前買ったアラキスに加えて最近アークテリクス製品にハマっている。この秋着ているがかなり最高なので書いてみた。

“スコーミッシュフーディ”はカラーが最高

発色の良いカーキ色のカラー
発色の良いカーキ色のカラー

ZOZO TOWNのポイントが結構溜まっていたので、ポイントと割引を使って購入。カラーはオリーブ色。どうもこれは調べてみると2019年モデルぽい。2020年モデルとは袖口や襟元のベロクロの有無や腕の裁断が変わったりと違いがあるみたいだが、今回はカラーの良さで選んだ。

やはり山用の服はある程度色味がある方が良い。Beta SLジャケットを持っているがブラックなので、パンツもブラックだとゴキブリみたいになってしまう。街用では別に黒でもいいのだが、メインはアウトドアでの着用なのでこのオリーブ色の発色はいい感じ。

ちょうど良い生地の厚さ

フード部分

ペラペラだがウインドシェルということなので、風はある程度防いでくれる。秋頃の登山では、動けば暑いし止まれば寒い、ということがよくあると思うが、ベースレイヤーの上に着ればちょうど良さそうである。

絞り部分

防水ではないがある程度の撥水処理がしてあるらしいので、小雨程度なら大丈夫そう。登山だけではなく自転車乗る時のアウターとしても良さそうである。絞りもあるしフード部分はちゃんとしっかり補強されている。

超軽量ポケッタブル

ポッタブル収納

胸ポケットに押し込めば、このサイズまで収納できる。重さは約140g。まさにポケッタブルジャケット。登山用の服の高機能にはいつも驚かされる。

アークテリクスのサイズ感は基本デカイのでいつも悩むが今回はSサイズで購入。自分は175cm,63Kgだが、ちょうどいい感じだった。

今年は残念ながらあまり山に行けなかったので早く山で活用したい。


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大洗キャンプ場 : 海が近い林間サイトの魅力

大洗キャンプ場
大洗キャンプ場

寒くなってきたのでそろそろ良い感じのキャンプができそうな季節が到来である。しかしコロナ禍ということもあり、よさげなキャンプ場は土日予約がとれない…そこで先週末、予約無しでいける”大洗キャンプ場“に行ってきた。

大洗キャンプ場 当日の混み具合

10/31(土)の9時過ぎに到着したが、受付には15人くらい並んでおり、すでに場内はすごいテントの数。前日ツイッター情報収集したとおり、早々満場になりそうだった。受付から近い駐車場はどこも埋まっている…とりあえず20分か30分くらい待って受付を終わらせて、止めれそうなところをウロウロ回って見た。ちょうど穴場スポットに駐車場が空いていたので車を突っ込む。

大洗キャンプ場は受付終了後、駐車場用に個別の看板をもらい、場所の確保ができる点がありがたい。とりあえず駐車スペースが確保できれば後はなんとかできる。穴場スポットは松の木が近くにあったが平坦でグロッケ8もすっぽり立てられるスペースだったのでラッキーだった。

おそらく土日の混み具合はしばらくこのまま続きそう。早めにいかないと悲惨な目に会いそうである。

大洗キャンプ場 について

今回2回目となるが、大洗キャンプ場のポイントをいくつかあげてみる。

魅力的な点

  • 予約無しで行ける
  • 観光スポットが多い
  • 温泉も近い
  • 松の木に囲まれて良い自然環境

気になる点

  • 大きめの道路が隣にあるのでトラックなどが走ると結構音がする
  • テントを建てる場所によるがトイレが遠い
  • 費用は2人で4,000円くらい

キャンプ場でまったりするのもいいが、大洗近辺は観光スポットも多く、散策する場所もいっぱいあるのが良い。前回は水族館に行った。

今回はテントを立てた後、国営ひたち海浜公園へ。ひたち海浜公園といえばロッキンオンが開催されるめちゃくちゃでかい公園だが、ネモフィラの丘も有名である。秋はコキアの展示をしていたので行ってみた。(シーズン終盤でもう赤くなかったが…)キャンプ場から車で30分くらいである。

晩飯の前にはキャンプ場から15分位のところにある潮騒の湯に。この温泉は化石海水という塩分を含んだお湯で舐めると少ししょっぱい。露天風呂は太平洋を一望できて最高の景色である。特にこの日は満月が綺麗に見えたのでよかった。ここもかなりおすすめ。

魚市場も近く、海鮮バーベキューをするならここで食材を調達するのが良いと思う。残念ながら今回は帰りに魚市場に寄ってしまった。普段食材を買ってからキャンプ場に行くが、大洗キャンプ場に限ってはテントを建ててから魚市場まで車で買い物に行くのが良いと思う。

お土産に買ったヒラメの刺し身

グロッケ8をたてる

久々にグロッケ8を建てる。相変わらず良い感じのテントである。残念ながらタープ用のポールを忘れてしまい、素の状態で使うことに…キャンプ道具も大体選定が済んできてしまった。2人でキャンプに行くには必要最低かつ必要十分な装備に絞り込めてきたと思う。

最近ヤエンクッカーで米を炊く手法を研究している。いつもはメスティンで炊いているが、スモールメスティンなので、2合炊きが難しい。そこでテフロン加工のヤエンクッカーでなんとかできないかと考えたのがきっかけで挑戦している。3回目だが割とうまくいったので、また手法をまとめたい。

夜はメスティンとアルコールストーブでの米炊きも研究中。やはりうまく米を炊くには吸水がほんま大事ということが最近しみじみわかってきた。

アークテリクス アラキス

ついこの間買ったばかりのアークテリクス アラキスもテスト。最高に良い。スリッポンで使用できるのが履きやすい。テントの出入りの負担が最小限になった。普段履きから軽いアウトドアまでならこれ一足で十分である。


ogawa “グロッケ8″:購入から1年半たったのでレビュー

グロッケ8
グロッケ8

ogawa “グロッケ8″を購入してから約1年半が経過した。

2019年はコロナの影響であまりキャンプに行けなかったので、グロッケ8もあまり活用できてないが、1年半使ってみた使用感などをまとめてみた。

グロッケ8の過去記事

“グロッケ8″の魅力

グロッケ8 初張り時

グロッケ8の一番の魅力といえば、他のワンポールとは違う「5角形のベル型テント」というところだろう。綺麗に張ると、シュッとしつつもどこかセクシーな感じの「絶妙なフォルム」が非常に魅力的である。

またサイドの立ち上がりがあるのでスペースを無駄にせず開放感があり、大人2人がゆったりキャンプするには最適かなと思う。

コット2個とヘリノックス、テーブル(サイズにもよるが)をラクラク中に入れることができる。コットを使わないのであれば、雑魚寝で大人2人子供2人とかでも余裕のサイズ感だと思う。

◆製品詳細
■重 量 / 総重量(付属品除く): 8.6kg
  付属品重量: 約2.8kg
  [内 容] フライ:約5.4kg | グランドシート:約1.2kg
  ポール:約2.0kg
■素 材 / フライ(屋根部):ポリエステルリップストップ75d(耐水圧1,800mm)
 フライ(サイド):ポリエステル150d(耐水圧1,800mm)
  グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)
 ポール:6061アルミ合金(φ30mm、φ19mm)
■収納サイズ/76×28×28cm
■カラー/サンドベージュ×ダークブラウン
■付属品/グランドシート、張り綱、アイアンハンマー、スチールピン、収納袋

https://www.store-campal.co.jp/products/detail.php?product_id=113

“グロッケ8″に乗り換えた経緯

スノーピークアメニティドームSとコールマンヘキサタープ

2018年頃、グロッケ8に乗り換える前はスノーピークのアメニティドームSを使っていた。アメニティドームといえば初心者でも建てやすいし、値段も手頃で何よりコンパクトなのだが、高さがあまり無いため出入りのときに結構めんどくさかった。

ちょうどその頃テントの展示会に行って良さそうなテントがないか物色していたときに出会ったのがグロッケだった。当時まだグロッケ8が出ておらず、T/C素材のグロッケ12しか無かった。展示されているテントに入ると、かなり涼しく高さも十分にあったので新しいテント候補に挙がったまま2019年を迎えた。

T/C素材はコットンが混じっているので重たいのが難点。また雨で濡れたまま放置するとカビも生えやすそうなのでどうしようか迷っていた頃、リップストップ素材のグロッケ8が発売された。サイズ感もお手頃そうなので速攻で予約し、2019年2月頃に初張りした。

システムタープとの連結

システムタープとの連結

単品でも十分かっこいいグロッケ8だが、システムタープと連結させるとさらにカッコよくなる。

システムタープのサイズは3×3と小ぶりではあるが、グロッケのサイズ感とドンピシャ。単品ではベル型の可愛さもあるデザインだが、タープがシュッとしていので、連結するとかなり洗練された男前な印象になる。リップストップ生地で薄いため、軽く取り回ししやすいので連結・収納も簡単。

注意点としてはこのシステムタープにはポールが付属していない。うちではコールマンのヘキサタープについていたポールをそのまま代用している。片側はグロッケ8の入り口(Aフレーム)に直接連結するので、ポールは1本でOK。

◆製品詳細
■重 量 / 総重量: 1.02kg
[内 容] タープ:約0.56kg | 付属品重量: 約0.46kg
■素 材 / ポリエステルリップストップ75d(耐水圧1,800mm)
■収納サイズ/約33×15×12cm
■カラー/サンドベージュ×ダークブラウン
■付属品/セッティングテープ、張り綱、収納袋
※ポールは別売りとなります。

https://www.store-campal.co.jp/products/detail.php?product_id=167

まとめ

グロッケ8の記事のアクセスが増えてきたので過去記事をまとめてみた。小さめのテントから乗り換えを検討している人にはぜひグロッケ8はお手頃だと思うのでぜひ検討してもらいたい。


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